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知らなきゃ損する建築構造・・・敷地

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今日の成人式は、良い天気でよかったですね。

新成人のみなさまの今後のご活躍をお祈りするとともに、
当社も全力でバックアップさせていただきます!

さて、

今回は、
「知らなきゃ損する建築構造」の第一回目としまして、

「敷地」

をテーマに建築構造との関係性を取り上げてみます。


「知らなきゃ損する建築構造」

■敷地選びの基準は何ですか?


理想のマイホームを考えるとき、
みなさんは絶対に外せない条件は何ですか?

・一戸建て
・都心
・緑がある
・交通の便がいい
・デザイン
・日当たり
・・・などなどなど・・・

山ほど条件はあると思います。

ですが、
いざ、購入を具体的に検討するときに一番考えるのは、

「コスト」

ですよね。

すべての条件をクリアしようと思ったら
かなりの費用を覚悟しなければならないでしょう。

だれでも、予算を念頭に置きながらも
夢見るマイホームの理想をできるかぎり実現したいと思うでしょう。

コストを考えることは、とても大事なのです。

ですが、、

そんなに大事なコストなのに、
具体的な検討段階でコストにとても大きく影響する事を
見落としている方が大多数なのです。

それは、

「敷地」です。

敷地(土地)の価格は、路線価などで公表されるものもありますが、
その場所の人気や利便性などの相場によっておおまかに決まります。

200万/坪

土地の価格は上記のように表記されたりします。
(1坪はおよそ1.82m×1.82m=3.3平方メートルです)

都心の土地は高いです。
都心から離れて、電車の最寄駅から遠い土地は安くなってきます。

土地の価格は、
まさにみなさんの需要の指標に他なりません。

田園調布に住んでみたい!

と思う人が多いので、田園調布の土地は高いんです。

ここで大事なのは、

「敷地」を検討するうえで見なければならないのは、
土地の価格だけではありません!

大抵の方が見落としているもので
コストに大きく影響するのは、

「地盤」です。

いきなり地盤と言われても、ピンとこないかもしれません。

地盤がコストの何に影響するのか?

技術的な理由を言う前に、まず地盤による失敗例を見てもらうのが
一番興味を持ってもらうために効果があるでしょう。

失敗例1:

墨田区に計画した4階建て住宅だったが、構造検討の結果
敷地の地盤に直接建物をのせる不同沈下の恐れがあったため
30mの杭を地盤に打ち込む必要が生じた。
杭工事分の300万円オーバーがネックとなって、設計変更、
工期変更と大幅変更を余儀なくされた。

失敗例2:

傾斜地に計画した保養所だったが、傾斜地での安全性を
考慮すると基礎を当初の想定よりも深くせざるをえなくなり、
工期が大幅に延びて、竣工時期をずらさざるをえなくなった。
(工期が延びたことで、1000万円近く建設費がアップした)

などなど、他にもたくさんあります。
計画当初段階で運悪く敷地の地盤が悪いと必ずといって
いいほどコスト上の問題が生じるんです。

これを見て、
それじゃ、敷地を選ぶときに地盤情報をどうやって調べるの?
と思う方もおられると思います。

場合によっては30万円ほどの調査費用がかかりますが、
地盤を調べることは可能です。

エンドユーザーには、意外と知られていませんが、
世の中には地盤のエキスパートである「地盤調査会社」
がたくさんあるんです。大きな会社が多いです。

「でも、購入前に調査費用を払うのはねぇ・・・・」と思うのも当然です。

費用をかけなくて、いちばん良いのは、
敷地を管轄する役所で閲覧可能な地盤データを調べるのがいいでしょう。

ただし、
地盤は、その敷地に近いデータでないとあまり有用なデータではないので
参考程度と考えるのが良いでしょう。

これは結果論ではありますが、
敷地選びに失敗して100万円余計に建設コストがかかってしまう場合、
購入前に2箇所の土地を調査して60万円費用がかかったほうが
実はお得だったりします。
(地盤が悪くて建設費がアップしてしまっていたとしても、
設計者もゼネコンも敢えて施主に不安を煽るような発言はしません)

この判断は難しいところですが、
頭の片隅に意識しておくと大損はしないと思います。

では、地盤を調べるときに技術的に注意すべきことはなにか?

それは、また次回書いていきます。

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