「オレの現場が次にxxxxで着工するから、お前に躯体任せるからな」
・・・はい。
上記は、ゼネコン系の現場職でよくある会話だと思いますが、
現場所長と担当者や係員の関係性を示したものです。
現場所長の言うことは、
「黒でも白」というような体育会系なノリがまだ結構ある業界です。
「任せるからな!」と言われれば、「いやちょっと・・・」とは言いにくいですよね。。
待遇や業務内容に不満があっても、
この不況のご時世では言ってもらえるだけでも有難い・・・
と思っている方も多いかもしれませんね。
設計関連業界でも、
知人をつてに仕事を転々とする方が多いです。
これは、設計業務自体が継続的な業務の確保が難しいという特徴による
ところも多々ありますが、これでは収入をアップすることは到底無理です。
収入は、企業内での実績や信頼関係の元にアップするのが日本での定石です。
設計関連業務に従事されている方で、年齢別の平均収入を大きく下回っている方々の多くは、
知人を頼りにしている傾向が強いと感じます。
設計業務は仕事自体が多くありませんので、
周囲にいる知人、友人は商売敵でもあるわけですが、
その意識は低いようです。
なので、知人の紹介による報酬の低い業務に従事する方が、
驚くほど多い業界だと感じます。
他業種で類似するのは、IT系(ウェブサイト制作)くらいでしょうか。
収入は後回しで、業務に対するこだわりが強い方は、これで良いと思います。
ただ、たくさんの方にお会いしてお話を聞いてみると
ある程度の年齢を過ぎた頃に、後回しにしていた収入に関して
取り返しのつかないブランクを作ってしまったことに気付く方が少なくありません。
ちなみに、企業が必要としている人材は、
大抵の場合、企業の売上に貢献できる優秀で「柔軟」な人材です。
この「柔軟」という部分は、労働基準法のフィルターを無視して言えば
「ヤル気のある20代(もしくは30代前半まで)」と訳してほぼ間違いありません。
自分が何をやりたいのか?何ならできるのか?
分からなくて、知人や上司に相談した挙句、
「そういうことなら、知人の会社で君のやりたことに近い会社があるよ!」
大抵の場合、これで成功するケースは万に一つだと考えてください。
多くの仕事や会社や人を見ていない方の紹介は、
個人の思い入れが強すぎて、客観的な判断はできていません。
縁故による転職が成功するケースは少ないのです。
一生を左右する仕事に関することだから、身内や知人にまず相談する、
という方も多いかもしれませんが、実はそれは可能性を非常に狭めている
行為だと思います。
転職したけど、
聞いていた業務と違う、
つまらない、
収入が少ない、
など、縁故転職の場合は、「紹介してくれた知人に迷惑をかけられない」
という思いから、次への動きが取り難い、もしくは取れなくなってしまいます。
後悔したくないという方ほど、
知人以外の多くの情報を入手する努力を惜しんではいけないと思います。
情報を入手する一つの方法として、我々「転職コンサルタント」がいます。
たくさんの情報を入手して、ご自身で吟味して、後悔のない仕事に就く。
不景気な今だからこそ、実践してほしいと思います。
ちなみに、不動産関連業種にも縁故が存在しますが、
こちらは、高収入な業務ほどその傾向があるようです。
(もしくは、一般的には知りえない業務など・・・)
この場合は、縁故を上手く活用するのも方法ですが、
失ったときの落差が大きいことは言うまでもありません。
一度収入の上がってしまった方の転職サポートは、
現実を受け入れるまで時間がかかるので難しい部分もあります。
一番大事なのは、自身を客観的に見ることができる素養を
身につけることだと思います。
身内や知人には「情」がありますので、
客観的な意見を聞けないことも多々あると思います。
最初は誰でも「あかの他人」です。
「転職コンサルタント」を上手に利用してほしいと思います。




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